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和東洋鍼灸治療院

鍼・灸・按摩・マッサージ・指圧・びわ温熱・食事療法

360°を、山(プラス小川)に囲まれています。ゆっくりお茶を飲んでいるだけで、ゆったりした自然が癒してくれるような気がします。

農家民泊「矢戸田自然塾」併設。

 

※ただいま、お休みさせていただいております。

 再開時、また、HPでお知らせいたします。

 

 

 

治療所

近くの山の上から治療所を見たところ。

農家民泊「矢戸田自然塾」<農家民泊も現在休業中>にゆっくりご滞在(ご宿泊)いただき、鍼灸などの施術と合わせ、自然農法の体験薪割り五右衛門風呂かまどのご飯など、自然の中で、心身を癒していただくこともできます。

農家民泊では、自然農法の野菜やお米を食べ、薪割りや川遊び、自然農法体験で身体を動かし、自然の中でゆっくりすごし、いろいろな方面から、心身共に、元気になっていただきたいと思っています。

 

日帰りの施術でも、自然の音を聞き、風を感じ、風景を見て、お時間があれば滝にも行き、自然の力でリフレッシュしていただければと思います。

 

農家民泊の五右衛門風呂

 

薪の火や鉄の釜から遠赤外線がでるためか、身体がとてもあたたまります。

 

適応症

鍼灸やあん摩、マッサージ、指圧は、全身を調整するものです。
肩こり、腰痛のイメージが強いかと思いますが、WHO(世界保健機構)では、メニエール氏病(耳鳴り・めまい等)、頚腕症候群(腕のしびれ等)、坐骨神経痛、感冒、夜尿症など41の症状が、鍼灸の適応症とされています。
自律神経失調症、不眠、神経症・ノイローゼ、脳卒中後遺症、五十肩、耳鳴り、めまい、高血圧症、月経不順なども、鍼灸の適応です。NIH(米国 国立衛生研究所)

 

施術者

矢戸田 和佳(わか)

1975年生まれ。

はり、灸、あん摩・マッサージ・指圧師。

伴吉信先生(伴東洋治療院・兵庫県尼崎市)に弟子入りし、鍼灸、脈診、食事療法、漢方薬、びわ温熱療法を学ぶ。

その後、大阪市内の不妊治療クリニックで、鍼灸治療にたずさわる。

学生時代はインド哲学仏教学を専攻、運動会少林寺拳法部に所属。

趣味:山歩き

 

 

 

治療に対する考え方

とらわれず 

 鍼灸学校の3年生の初めに師匠・伴吉信先生(伴東洋治療院・兵庫県尼崎市)に弟子入りしました。伴先生は鍼灸、漢方薬、びわ温熱療法、食事療法、カイロ、言霊(言葉)・・・と、鍼灸にとらわれずにいろんな方法で患者さんを根本から治療しようとされる先生です。伴先生のところで、様々な治療の勉強をさせていただきました。

 師匠・伴先生は患者さんが元気になることを心から願い、祈り、信じて治療される先生です。「症状だけとっても原因があるかぎり、症状を繰り返し悪くなっていくから、根本から治療しないといけないということ」、「鍼灸にとらわれず、患者さんに合った方法を探って治療すること」、「体だけでなく、心や魂まで意識して治療すること」を教えていただきました。神や宇宙という大きな存在を意識して治療するということも教えていただきました。

 

薪ストーブの煙突を通し、施術室を暖かくしています。

 

自然の風が通るようにしています。

 

川の音、風の音、鳥や虫の声が聞こえます(時々、鹿や猿の鳴き声も)。

 現代人の体の状態は、昔にくらべてかなり複雑です。油脂類(加工食品や肉類)のとりすぎで毛穴がつまり、汗で熱を排出できず内に熱がこもった人。薬が体内にたまりすぎて弱っている人(食品の中にも薬が含まれています。野菜なら農薬、加工食品なら添加物、肉・魚ならエサに含まれる抗生剤も。)。甘いもののとりすぎ、過度のストレス。

 複雑なので、鍼灸だけでなく、食事療法、生活習慣の改善、気持ちの持ちかたを変えることなど、いろんな角度からアプローチすることが必要です。

 

 

待合室。

薪ストーブ、土間です。

 

川又観音。
滝がきれいです。ペットボトルを持って、水を汲みに来られる方が多いです。
(和東洋鍼灸治療院より、龍神方面に車で約10分。)

和東洋鍼灸治療院の周辺。
(農家民泊「矢戸田自然塾」の周辺)

自然 

 「自分」という言葉は、「自然の分身」というところからきているそうです。人間は土を離れて生きていくことはできないと思います。

 自然のもの(食事)をいただき、自然にそって生活し、ゆったりとした気持ちで過ごしていたら、体は本来の良い状態に戻るはずです。

 よもぎ、びわ、ドクダミ、・・・。身近に薬効を持った植物がたくさんあります。自然から与えられているのだと思います。

 

治療の考え方

 症状にとらわれず、シンプルに、「体のエネルギー(=気)を高めること」、「滞りを改善し、気の流れを良くすること」、「体内から有害な物質を排出すること」を行っていきます。

 

 施術者が患者さんを治すのではありません。

 施術者にできるのは、「ここかな?」と感じるツボに、ちょこっと鍼したり、お灸したり、ちょこっと指圧したりマッサージすること、食事や生活習慣について気づいたことをお伝えすることだけです。あとは、患者さん自身が持つ力、とりまく自然の力にまかせます。

 

日めくり。

 

鍼・灸・按摩・マッサージ・指圧・びわ温熱

身体に応じて 

 人の体はそれぞれ違います。たとえば、冷えている人にはたいてい温めるお灸が合っています(「冷え性」と一言で言って も、芯からの冷え性の人、体の内側に熱がこもっている見せかけだけの冷え性の人、下半身だけが冷えている人など様々なパターンがあるのですが。)。肩こり・腰痛だからといって、冷え 性で体力のない人に鍼を刺すと、そのときは筋肉が緩み症状が改善されたように見えますが、後でよけい悪化させます。

 脈、筋肉・肌の変化を診ながら、その人に鍼、灸、按摩やマッサージ、指圧、温石のどの手段が合っているのか探り治療します。

 ですから、鍼を希望されても、鍼が合っていないと判断するときは、鍼をしません。

 

 鍼や灸は気を動かして調整したり、またそのことによって血を動かすものだと考えます。直接、血を動かす場合もあると思います。按摩やマッサージ、指圧は血を動かし、同時に気も動かしています。

 鍼には「刺す鍼」と、気を動かす「刺さない鍼」があります。体力のない人に「刺す鍼」をすると、気が漏れて弱らせてしまいます。体に応じて鍼を使い分けます。

 お灸も、燃やしてしまったほうが良い場合と、途中で火を消して温かいぐらいのお灸をしたほうが良い場合、直接肌につけずに温めるだけのお灸が良い場合があります。体を診て判断します。

 また、お身体を診て、必要と感じたときは、びわエキス温熱(部分的)をします。

「手当て」ということが大事だと考えていますので、手技(按摩・マッサージ・指圧)を中心に、お身体の状態をみながら、鍼(刺す鍼・刺さない鍼)、灸、温石、びわエキス温熱(部分的)を組み合わせていくことが多いです。

 

 お灸は、紙筒灸、棒灸も含め、畑の自然農法<無農薬・無化学肥料>のヨモギから手作りしたものを使っています。
びわエキス温熱に使うびわの葉も、畑の自然農法<無農薬・無肥料>のものです。

体の前後が開けられる、専用の治療着と短パン(ご用意しています)に着替えていただきます。背中やお腹には重要なツボがたくさんあるので、反応しているツボを見逃さないようにするためです。


※治療着やタオルは、無添加の洗濯石鹸で洗濯しています。合成洗剤・柔軟剤は使用していません。

根本から 

 ある症状の背景には必ず原因があります。肩こりの原因が胃の弱りであったり、腰痛の原因が冷えや寝不足、時には便秘であったりします(便秘は多くの症状の原因になっています。)。

 ですから、肩こりだから肩、腰痛だから腰に治療しても、その時だけは良くなりますが何度も繰り返しますし、原因を放置していれば徐々に別の重大な病気につながります。

 部分ではなく体全体の生命力を高める治療をしますので、肩こりの治療をつづけているうちに、生理不順が治っていたというようなことや、腰痛の治療をつづけているうちに肩こりまで治っていたというようなことが起こります。

 根本にアプローチするため、食事や生活習慣も改善していただきます。

 

自然の力・大きなもの

 お灸は火のエネルギー(=)を体に入れているのだと思います。それに、よもぎという自然の効力も加えられます。

 鍼も自然のエネルギー(=)だと思います。

 施術者が治療しているのではなく、自然や大きなものが治療しているのだということを忘れないようにしたいと思っています。

 

 

もぐさ(お灸)は、よもぎの葉の裏の毛です。

畑の自然農法<無農薬・無化学肥料>のヨモギから手作りしています。

 

食事療法

You are what you eat.
という言葉があります。
人は、その食べたもので、できているという意味です。

食事内容の大切さを表していると思います。

 

自分自身の経験から 

 師匠・伴先生の治療院への弟子入り条件は、完全に玄米菜食にすることでした(私は現在は、自分の体質を考え、動 物性のものもいただいています。胃腸が強くないため、ご飯も分つき米にしています。)。
なぜなら、伴先生は脉(脈)を診る手を作るには、食事を変え体を変え、指の感覚をよくすることが必要と考えておられる からです。もちろん、食品添加物も摂らないようにしました。

 それまでの私の食生活は、食べたいものを好きなだけ食べるというものでした。肉や魚も、もともと生命、意識や感覚を持っていた生き物であるということも考えずに。

 食事を変えると、少しずつ体に変化があるのがわかりました。まず、皮膚がやわらかくなりました。月経不順が治り、月経痛もなくなりました。

 また、食事をした時、その食事が自分の体に良いのか悪いのか、はっきりわかるようになりました。

 自分が食事で体の変化を実感した経験から、食事は大切だとはっきりお伝えすることができます。

 

食事を変える 

 加工品・食品添加物はなるべく摂らないようにします。出汁はインスタントを使わず、昆布や干ししいたけ、カツオなどでとります。調味料も無添加のものに代えたほうが良いです。

 その他、砂糖も穀類もなるべく未精白のものにしたほうが良いです。

 

腸の大切さ 

 内視鏡での腸内の映像を見られたことがありますか?良くない食事が腸を悪くし、病気を引き起こします。

 食事や生活習慣を改善し、腸をきれいにするようにします。

 

生命をいただくということ 

 食事というのは、生命(いのち)をいただくということを意識することが大切なのかなと思います。 植物のこと、太陽のこと、空気のこと、水(雨も)のこと、土のこと、受粉してくれる虫のこと、流通過程、料理を作った人のこと・・・を想像しながら食事し てみてください。いつもと違った感覚があるかもしれません。

 

おすすめしたい本

『家庭でできる 自然療法 誰でもできる食事と手当法』

(東城百合子著・あなたと健康社)

自然療法の本で、多くの人に読まれてきました。

 

 

施術時間(完全予約制・事前にご予約ください。

月・火・木・金 14:00~17:00

水・土・日       9:00~17:00

 

※ただいま、お休みさせていただいております。

 再開時、また、HPでお知らせいたします。

料金 

初回    5000円

2回目以降 4000円

(90分)

 

MAP・アクセス

農家民泊「矢戸田自然塾」

『医道の日本』2019年8月号、ヘルスツーリズム特集で紹介していただきました。